グッドドクタードラマ第３話も子供の救急病院の受け入れ拒否や、小児科医の人員の少なさ、
そして、オペをする考え方について色々と考えさせられたドラマでした。
今回、急に、女の子が腹痛を訴え救急車を呼ぶところから始まります。
救急車では、受け入れてくれる病院を探していました。
激しい腹痛の上、嘔吐もしている状態。
でも、４時間経っても６歳の市川美結（竹野谷咲）ちゃんを
受け入れてくれる病院は見つかりません。
やっと、東郷記念病院に運ばれ、症状を調べました。
市川美結（竹野谷咲）ちゃんは、絞扼性イレウス(こうやくせいいれうす)。
そして、排血性ショックも患っていました。
グッドドクター：小児がかかった病気、絞扼性イレウス(こうやくせいいれうす)とは
絞扼性イレウス(こうやくせいいれうす)についてはこんな風に
わかりやすい説明がありました。
絞扼性イレウス(こうやくせいいれうす)とは、
いわゆる“腸閉塞”といわれるもの。腸の中を物が通れなくなる状態のこと。病状にもよりますが腸が破れるリミットは約24時間。
子どもの場合、どうして腸がそういう状態になってしまうのかというと、
ほとんどが口側にある腸が肛門側にある腸に蛇腹のように入り込んでしまう
“腸重積”が原因なんです。
ねじれが生じるので、流れが悪くなって壊死するんですね。
生後4か月～2歳くらいの子どもたちにいちばん起こりやすいです。
絞扼性イレウスの生存率は？なぜ瀬戸夏美（上野樹里）は緊急手術？
絞扼性イレウス(こうやくせいいれうす)の生存率ってどのくらいあるのでしょうか？
絞扼性イレウス(こうやくせいいれうす)は、
腸が癒着して、絡まって(首絞め状態)しまった部分から腐っていきます。数時間以上そのままの状態で放置していると、
１００％の確率で死亡してしまう怖い病気です。
今回市川美結（竹野谷咲）ちゃんは
４時間以上かかって東郷記念病院に運ばれました。
そして、その後検査などをしているのでもっと時間が経っていると思われます。
どんどん死亡の確率が高くなってきていると言うこと。
その上、排血性ショックも同時に併発していると言うのです。
グッドドクター：小児がかかった病気、排血性ショックとは
東郷記念病院に運ばれた６歳の市川美結（竹野谷咲）ちゃんは、
絞扼性イレウス(こうやくせいいれうす)と同時に排血性ショックも患っているという検査結果。
排血性ショックとはどう言う症状かを調べてみました。
排血性ショックとは、血圧が下がった重症敗血症。
様々な症状を引き起こします。
絞扼性イレウス(こうやくせいいれうす)と同時に排血性ショックが重なっている
とても難しい緊急手術。
高山誠司（藤木直人）がいない状況では
間宮啓介（戸次重幸）の指示を仰ぐしかない。
間宮啓介（戸次重幸）は他の病院へ運べと言う。
（助からない可能性がとても大きいという判断でした。）
東郷記念病院の判断は、手術ができない決断をするのですが、
なんとか市川美結（竹野谷咲）ちゃんを助けたいと
瀬戸夏美（上野樹里）は上司の指示を無視して手術、オペを踏み切りました。
グッドドクター：絞扼性イレウスで子供を亡くした芸能人がいます
実は、グッドドクター3話の小さな子供の症状であった、
絞扼性イレウス(こうやくせいいれうす)で
2015年4月20日にオダギリジョーと香椎由宇の1歳になったばかりの次男が亡くなっています。
他にも、芸能界で小さな子どもの尊い命が失われていることもわかりました。
元JUDY & MARY（ジュディマリ）のボーカルYUKIさん。
ゆきさんは、真心ブラザーズのYO-KINGこと、倉持洋一と2000年9月に結婚をしています。
2005年長男（1歳11か月）が朝、突然死と言うニュースが流れました。
小さな子供の死の原因は、乳幼児突然死症候群（SIDS）の可能性が高いと言われています。
２代目リーダーだった、元モーニング娘。で現在タレントの飯田圭織さん。
2007年に元7HOUSEのケンジさんと結婚しました。
（7HOUSEとは、モーニング娘。のプロデューサー、つんくさんが手がけたロックバンド「7HOUSE」の元ボーカルさんです。）
できちゃった婚、授かり婚でした。
2008年1月22日に長男を出産。
その６ヶ月、半年後の7月に慢性腎不全（じんふぜん）で亡くされています。
グッドドクター猪口隆之介役の板尾創路（いたおいつじ）さん。
お笑いタレント、俳優であり、お笑いコンビ・130Rのボケ担当。
1998年に東京で知り合った8歳下の一般女性と結婚。
2007年に長女英美が誕生するも2009年に乳幼児突然師匠候群で突然死。
乳幼児突然死症候群（にゅうようじとつぜんししょうこうぐんSIDS（シッズ））は、
何の予兆もないままに、主に1歳未満の健康にみえた乳児に、突然死をもたらす疾患。2014年の人口動態統計では、日本において147名の乳幼児（男児91名、女児56名）が
SIDSで死亡したと診断されています。
「先天奇形，変形及び染色体異常」、「周産期に特異的な呼吸障害等」に次いで乳児の死亡原因の第3位となっている。
この板尾日記3 (幻冬舎よしもと文庫)には英美ちゃんとのツーショットの写真を載せています。
グッドドクター：救急車のたらい回しや受け入れ拒否を回避するには
今回のグッドドクター3話のように、救急車のたらい回しや、
受け入れ拒否があるのはなぜでしょうか？
・別の救急患者を治療しているため、仮に患者さんを受け入れても治療を行えない
・専門医が不在なので対応できない
・ベッドが満床のため受け入れる余地がない
・場所により、入院可能な施設に医者がそもそも少ない
救急搬送中の「たらい回し」をなくしたい ――日本初、個人経営の救急クリニックをつくった熱血医師の挑戦より
このような事が考えられます。
日本の政治で、このような問題と向き合っているようです。
でも、もしものために
救急車を呼んでも今回のように受け入れ拒否をされないために
私たちが事前にできることは２つあります。
地域の救急病院にかかりつけを作っておく
健康保険証と共に、検査データを持っておく
救急搬送の「受け入れ不能」問題！受け入れてもらうためにしておいた方がいい対策は？より
グッドドクター：なぜ高山誠司（藤木直人）は病院不在だった？
実は、グッドドクター第2話で、
東郷記念病院の規制外の緊急オペをし、その責任を取って謹慎処分になっていたのです。
ですが、東郷記念病院から連絡が入り、
そして、市川美結（竹野谷咲）ちゃんのオペを
間宮啓介（戸次重幸）ではなく、手術経験がない瀬戸夏美（上野樹里）がすると言う事を聞き、
謹慎の身でありながら、タクシーで病院に向かうのでした。
グッドドクター：なぜ高山誠司（藤木直人）は新堂湊にきつく当たる？
高山誠司（藤木直人）は、新堂湊（山﨑賢人）には
オペの手術の立会いを禁止するなど特に辛く当たる事に
瀬戸夏美（上野樹里）は気づきます。
それはなぜかを聞くと、高山誠司（藤木直人）は黙ってしまうのですが、
高山誠司（藤木直人）の兄弟と何か深い理由があるらしい。
そう言うシーンがありましたね。
グッドドクター第4話以降、このあたりも少しずつ解明されていくと思います。
グッドドクター3話まとめとネタバレ
救急で運ばれてきた市川美結（竹野谷咲）ちゃんは
絞扼性イレウス(こうやくせいいれうす)、
そして、排血性ショックと言う状況でした。
その日、東郷記念病院には
小児科医で一番手術が上手な高山誠司（藤木直人）が謹慎のために不在。
そのために、その時点での小児科のトップ、間宮啓介（戸次重幸）が決断を下さないといけません。
彼の決断は「手術不可能、他の病院へ回すように」と言う診断でした。
ですが、
瀬戸夏美（上野樹里）は他の病院へ移動する時間はもうない。
そして、今のベストは自分が手術をするしかないと思い、
上司の判断を無視して、緊急オペに踏み切りました。
残念ながら、市川美結（竹野谷咲）ちゃんは助かりませんでした。
瀬戸夏美（上野樹里）は、市川美結（竹野谷咲）ちゃんを助ける事ができなかった事。
そして、
お父さんの市川英雄（髙橋洋）とお母さんの市川詩織（前田亜季）から
術中死の医療ミスで訴えると言われたこと。
その上、
東郷記念病院の経営陣、猪口隆之介役の板尾創路（いたおいつじ）より、
上司の指示を無視してまで行った事は、病院として責任はない。
瀬戸夏美（上野樹里）個人の問題だとも言われます。
この事件で、瀬戸夏美（上野樹里）は小児科医としてこれからの生き方を考えます。
オペを行なった患者の死を受け入れる事ができず、
医者を続ける事ができない後輩を見てきた司賀明（榎本明）は
先輩である高山誠司（藤木直人）に
後輩、瀬戸夏美（上野樹里）の指導、小児科医の後継者を育てることを頼みます。
そこで、
高山誠司（藤木直人）は石山舞（中島琴音）ちゃんのオペを
瀬戸夏美（上野樹里）に依頼する。
なぜなら、石山舞（中島琴音）ちゃんの症状を一番知っている事。
そして、彼女自身にも、彼女のご両親からもオペを瀬戸夏美（上野樹里）に
して欲しいと依頼されているからでした。
今回の石山舞（中島琴音）ちゃんのオペができないのなら、
小児科医を辞めろとまで言い放った高山誠司（藤木直人）。
ずっと瀬戸夏美（上野樹里）は悩み続けていましたが、
市川美結（竹野谷咲）ちゃんのお父さん、市川英雄（髙橋洋）が
親身になって最後まで医者として向き合ってくれた事を伝えにきてくれた事。
そして、石山舞（中島琴音）ちゃんも
自分の事を信じてくれる事。
やっと瀬戸夏美（上野樹里）は
石山舞（中島琴音）ちゃんのオペをする決意ができました。
グッドドクター石山舞（中島琴音）ちゃんの病気、膀胱尿管逆流症とは？
瀬戸夏美（上野樹里）が石山舞（中島琴音）ちゃんに病気のことを
わかりやすく説明するために
病気の絵本を作っていましたね。
その時に、病気の臓器を新堂湊（山﨑賢人）が
「そら豆」と言っていたのですが、
そら豆ってどこの臓器だったんでしょう？？
石山舞（中島琴音）ちゃんの病気は、膀胱尿管逆流症です。
膀胱尿管逆流症とは、
腎臓から作られた尿は、尿管を通り膀胱へ一方通行で流れます。
正常では尿管の出口(尿管口)には逆流防止弁の仕組みが備わっていて、
膀胱に溜まった尿が腎臓へ流れることはありません。
しかしこの尿管口の異常で膀胱の尿が腎臓へ逆流する病気。膀胱尿管逆流症（VUR; vesicoureteral reflux）より
この説明から、そら豆は膀胱のことじゃないかと思うのです。
グッドドクター夏美先生が書いたそらまめの絵本はこちら
夏美先生が舞ちゃんのために作った
湊さん命名の「そら豆」の絵本📕改めてこちらでお見せしましょう☝🏻
そら豆。ふむ。
見えなくもないかなぁ。
言われて見れば、そら豆…かなぁ🤔笑夏美先生の愛情たっぷりの絵本でした🌈✨#グッドドクター#そら豆#次回第4話#8月2日放送#フジテレビ pic.twitter.com/E7wgJX8fgZ
— 【公式】木曜劇場「グッド・ドクター」《第4話は8月2日放送！》 (@GoodDoctor2018) 2018年7月27日
グッドドクター3話で瀬戸夏美（上野樹里）と新堂湊（山﨑賢人）が食べたアイスは何？
石山舞（中島琴音）ちゃんの膀胱尿管逆流症のオペが成功した後に、
東郷記念病院の屋上で瀬戸夏美（上野樹里）が新堂湊（山﨑賢人）と一緒にアイスを食べるシーンがありましたね？
グッド・ドクター、ここまでこればもう代表作でしょ😆💖一安心や😂してこれ天使👼 pic.twitter.com/1xs4dc3Pvh
— 颯桜(ｿｱﾗ) (@soala_actor) 2018年7月29日
メーカーはわかりませんが、
駄菓子屋さんで昔はよく売っていたこれを凍らしておいたのではないでしょうか？
グッドドクター第3話の視聴率はうなぎのぼり
山崎賢人主演「グッド・ドクター」第３話は自己最高11・6％！
グッドドクター３話連続視聴率が２桁！
フジテレビ“木10”こと木曜10時ドラマが４年ぶり快挙！
見逃し配信の「ＦＯＤ」において「グッド・ドクター」初回の再生回数が
2018年7月１８日までに８０万回を突破という快挙。
FODというのは、フジテレビの見逃し配信サービス。
初月１ヶ月は無料で視聴する事ができます。
FODに関して詳しい事はこちら
[surfing_su_button_ex url=”https://doramadaisuki.net/gooddoctor” target=”blank” style=”3d” background=”#1b8651″ size=”6″ center=”yes” icon=”icon: arrow-circle-right”]グッドドクターをFODで無料で見る方法はこちら[/surfing_su_button_ex]
